曹洞宗 葬儀

曹洞宗の葬儀は、故人がいまだ修行中であるとに立場をとり、死後にお釈迦様の弟子となるための「授戒」の儀式を行い、悟りを開くため仏の世界へと導く「引導」の儀式を行います。曹洞宗は授戒と引導に重きを置いているため、他宗派の葬儀と比べると」、少し異なった形式で行われます。

また、曹洞宗と他の宗派の葬儀で違う点は、鼓鈸三通(くはつさんつう)と呼ばれる儀式を行います。引磐(いんきん。持つことができる鐘)、太鼓、鐃祓(にょうはち。シンバルみたいな鳴り物)と呼ばれる仏具を使い、三人一組で「チン・ドン・ジャラン」とリズムよく音を打ち鳴らす儀式です。(式中に2回行われ、①告別式を行うために仏を葬祭場へと見送る際、②火葬場へのお見送りという意味から出棺のときに行われる)
仏の救済や故人が仏の世界へ行くことを荘厳な儀式によって表すことで、悲しみに暮れる遺族たちを慰めます。

曹洞宗の焼香は、基本的には2回です。はじめは額に右手でお香をつまみ、 押しいただき香炉に投じ、2回目は押しいただかずにそのまま投じます。

※お香をつまみ、額の高さまで持ち上げる動作を「押し頂く」と言う